地名は日本橋だけどリトルチャイナ
大阪市中央区の道頓堀川から東、堺筋を中心に半径1キロ圏内。新興コリアタウン「島之内」を含めたこのエリアは、韓国人ばかりではなく、ニューカマー中国人も非常に多いのだ。大阪市内の商店街で盛り上げようとしている謎の運動「一商店街一国運動」も、日本橋の有名な“天下の台所”「黒門市場」では中国がテーマ国になっていたり、「上海新天地」をはじめとしたチャイニーズマートの存在もインパクトがでかい。
一体この地区はどうなっているのだろうか、少し歩き回ってみた。
近鉄・地下鉄千日前線の日本橋駅を上がったところが一丁目。
地名にあやかって、この辺の銀行の支店名やビルの名前に「日本一」とつけられた所も多い。
つまり縁起担ぎである。「黒門市場」は堺筋の東側一帯にある。
黒門市場は大阪屈指の生鮮市場である。
だが下町の庶民的な雰囲気とは少し違っていて、結構値の張る食材が多い。
特に目立つのはフグ専門店の存在。大阪はトラフグの大消費地であり、全国の6割が大阪で消費されている。買いに来る人も飲食店経営者やおハイソな方々が目立つ。
大阪の地元テレビでは京都の錦市場と同じく、年の瀬の風景としてニュースで紹介する定点撮影スポットになっている。
それにしても生鮮品専門の市場なのに気になる存在が、市場の入口で昔から営業しているペットショップである。しかしこちらで売られているワンちゃんネコちゃんは間違っても食材ではないのでご安心ください。
今では犬猫を売る普通のペットショップだが(店の立地が普通じゃないというツッコミは抜きで)、昔の私の記憶によるとこの店の横にもさらに店舗があり、そこでは鳥類や爬虫類や、挙句の果てには猿まで売られていた覚えがあるのだ。
2006年12月に再び黒門市場に訪れると「黒門へ行っチャイナ!」なるイベントが開催されていた。
大阪市内の商店街では「一商店街一国運動」という訳の分からん運動をやっておるのだが、猪飼野御幸通がコリアタウンで朝鮮ならば、ニューカマー中国人の街日本橋ではやはり中国なのである。
しかし商店街の片隅に申し訳程度に写真を展示したり、神戸南京町の屋台が肉まんなどを蒸していたり装飾品を施していた程度。
これでは鶴見の中国人朝市には到底かなわないぜ。
>後半へ続く。
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