火事で焼け落ちたままの謎の廃墟ビル...新世界の真ん中に佇む死角
大阪・新世界のミステリーな出来事を一つ。
フェスティバルゲートとスパワールドの間にある大階段から通天閣を望む場所の右側を見ると、不自然な空き地があることに気が付く。しかも焼け残った建物が解体すらされず野放しにされているではないか。
「大阪国技館跡」とされるこの土地、かつて大正時代まで存在した「大坂相撲」の拠点として、東京の両国国技館に匹敵する施設があったものの、大坂相撲の解散で廃止されてしまったものだ。
この土地の所有者や権利関係はどうなっているのかが不明だが、そこに建つ、火事で焼け残ったのにそのままにされている建物の存在は不気味で仕方がない。
実はこの建物の上から白骨死体が発見されていたのだ。2005年3月の話。
この廃ビルのまん前に「スパワールド」のホテル施設がある。ここに泊まっていたとある客が、何気なく自分のカメラを取り出し外の風景を撮影したのだが、その中の一枚にこの廃ビルがあったのだ。
火事で焼け残ったまま不自然な形で放置された建物に、興味が行ったのだろう。なにげなく撮影した廃ビルの屋上の画像を見ると、そこには全身が白骨化した死体が映っていた...
客は驚いて、スパワールドの従業員に通報、その後に警察が駆けつけた、ということだそうだ。
遺体の状況から五、六年は放置されていたらしい。何故いつまでもそのままにされているのか、それは分からない。
前にも梅田阪急の下の植え込みでホームレスのミイラ死体が放置されたままの事件があったもんなあ。さすが何でもありの大阪民国。
さらに裏手に回ると、そこも廃墟同然の佇まいを残していた...
一体この場所では誰がどんな暮らしを送っていたのだろう。
大阪を代表する観光地のど真ん中でありえない風景が、そこで日常の中に組み込まれている。
ちなみに、2009年GWの時点でもこの廃墟はそのまんまになっている。
その代わり、スパワールドに面する通路は工事の為か封鎖されている。
参考ページ
国技館と共に歩んだ近代都市(前編)
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