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異国の交差路・今里新地 (2)

ディープコリアタウン今里「犬います」モンモンタンを召し上がれ

生野区・今里新地レポートの続編です。初めからお読みの方はこちらからどうぞ

セキュリティ文化住宅

他にも、どう見ても泥棒が入りたくなるような家でもないのに、カメラを設置するなど防犯意識がやたら高いアパートがあったり、そして極めつけにはオウム道場の地区進出に反対するのぼりが立っていることだ。

オウム反対

オウムは言わずと知れた団体だが、結局社会から爪弾きにされた者が行き着くのは、こういう場所くらいしかないのだろうか?生野道場に関しては過去にはこんな記事も出ましたが。

韓国料亭

今里新地

ところで、こうして写真を撮り集めていると、「料亭の女将」だろうオバサンが注意しにやって来た。
「写真撮らんといてくれる?」とはいえ、別に人の家の中まで撮ってないのだから文句を言われる筋合いもないのだが、絡まれるとトラブルの元なので穏便に済ませておいた。

この時は柔らかく注意されただけで済んだが、ちょんの間という特殊なエリアであるこの場所は本来タブーなのだろう。別にその筋の怖い兄さんが飛んでくることもなかったが、これが飛田新地だとこうでは済まされないだろう。

大阪には触れてはならない世界がたくさんあるのだ。

また、朝鮮半島と言ったら「犬食文化」。犬肉のことを韓国語では「ケコギ」「タンコギ」という。コリアタウン生野の中においても犬肉を扱う店は数が少ないが、「あるにはある」のだ。

犬います

怪しげな古い民家に「犬います」「犬」とくどいまでに書かれた、ミステリアスな場所。ここで犬肉が売られている…わけはありません。別の場所です。

わんわん

ワンワン、ボクを食べるなんて信じられない!

噂の開城食堂

犬鍋を「保身湯」(ポシンタン)「ワンワン湯」(モンモンタン)とも言うらしいが、今里新地界隈でこれを扱っている有名な店が「開城食堂」だ。是非ディープコリアタウンの真髄を味わって欲しい。犬肉を食うのは強制ではない。

韓国系キリスト教会

新興コリアタウン、と言うが、実は圧倒的に多い韓国人以外にも、中国人、それから東南アジア系、その他諸外国から移住してきた人間も、この土地に流れてきているという。様々な国の文化や宗教、価値観が相まって、イスラエルパレスチナどころではない複雑な民族地図が生まれているとも言われる。

スーパー玉出と韓国大阪教会

そんな今里エリアのスーパー玉出は夜ともなると仕事帰りの外国人が大勢押しかける。この原色多用のパチンコ屋顔負けのドハデな看板ですら日本のそれとは常軌を逸した作りになっているが、キョーレツなネオンサインと激安惣菜の数々が誘蛾灯のように人々を寄せ付ける。

スーパー玉出今里店

「スーパー玉出」今里店はとりわけ鮮魚や肉にマイノリティ向け食材があって面白い。チョギやナッチといった魚介類もそうだが、馬肉の燻製「さいぼし」が置かれているのもユニークである。普段食べられないものが手に入る、貴重なスーパーだ。

もう、想像通りであるが、レジ打ちのお姉さんも中国人か韓国人の名前だったりする。生野区と東大阪市のあたりは、本当にびっくりするくらいに多い。同じ大阪に住んでいても気付かないから、軽くカルチャーショックを覚えてしまうのだ。

夜のスーパー玉出と韓国大阪教会

スーパー玉出に向かい合う形で建つ、赤い十字架がシンボリックな「韓国大阪教会」。韓国人はクリスチャンが多いため、コリアタウンには決まって赤い十字架のネオンが目立っているのだ。

大阪府議会議員選挙の掲示板

目の前の公園に張り出された大阪府議会議員選挙の掲示板。こんな場所だと「選挙権」のある人より、ない人の方が多かったりするかも知れないが。

にゃんこ

さて、こんなミステリアスな新興コリアタウン「今里新地」。鶴橋近辺で満足しては日本最大のコリアタウンを制したとは言えません。ぜひ一駅伸ばして遊びに行ってみましょう。大阪は奥が深いでえ。

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[map:34/39/28.514,135/32/58.758]

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このページは、逢阪まさよしが2007年8月 7日 23:37に書いたブログ記事です。

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