「海遊館」では、ジンベエザメの海くんが世代交代してから初めてのデビューを迎え、いつもよりかなり多い数の家族連れが列を作っていた。そんな中でやってきたのが海上自衛隊の艦隊だ。
当然だが、警備上の理由で岸壁は全て立入禁止となっていた。自衛隊関係車両に加え警察車両も並んでいて、物々しい空気が漂っていた。どうやら昼の3時頃に練習艦がこの岸壁に接岸するということだ。
来航の時間が迫り、艦隊の曳航に向かう小型艇。
観光船サンタマリア号の後に見える、一回り大きな船...あれが海上自衛隊練習艇だ。まさか大阪でこんなのが見れるとはなあ。知らぬ間に周囲には三脚を担いだご老輩の皆様方がスタンバイしていた。もしかしてこの中に退役軍人もいるのかな?
写真を撮っていると、横からおばあちゃんが話しかけてきた。突然の「海軍さん」の登場に、懐かしさが去来して感慨ひとしおといった表情で語りかけてくる。80歳くらいだろうか、おばあちゃんが「年頃」だった頃、水兵さんとお見合いしたことがあったりもしたそうな。それはもう「粒ぞろい」で...と話すおばあちゃん。その目は少女である。
私らのような戦後世代では「軍艦萌えー!萌えー!」か「軍靴の音が鳴る!自衛艦入港反対!」のどちらかなんだろうが、やはり戦時中を体験した世代の人々にとっては目に映るものは決定的に違うのである。
小型艇に曳航されて岸壁に近づく艦船。この日は天気は晴れていたものの、生憎ながら、もやが掛かった天気で、見通しは良くなかった。
サンタマリア号の乗客もビックリしてます。良く見ると艦船には数多くの一般人が乗り合わせている。
実はこの「展示訓練」、一般人の体験乗船も行っていたのだ。乗船希望者は海上自衛隊呉地方総監部広報係に往復はがきで申し込みを行う訳だが(→詳細)、乗船券をゲットできる競争率は半端なく高い。やはり、当然のようにヤフオクで出回っているそうな。しかも3万円程度で。あこぎな商売である。
実は台風接近の影響で4日の展示訓練そのものが中止となっていた為、体験乗船が行われたのもこの日だけだった。
この日大阪港天保山岸壁にやってきたのはいずれも呉地方隊に所属する練習艦の「あさぎり」「やまぎり」、護衛艦の「うみぎり」「ひえい」の4隻。
少し離れた中央突堤に停泊した、一回り大きな輸送艦「くにさき」を合わせて、計5隻。
いやあ、大阪らしくない光景に萌え萌えです(笑)
...ちと長くなるので、後半につづく。












